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大和証券グループの強み・弱みとビジネスモデルだいわしょうけんぐるーぷ

野村を追う2位の道は「ストック収益」への先行転換。

ビジネスモデル:資産管理型証券 / 業界:金融

大和証券グループとは?どうやって儲けている会社か(一言で言うと)

野村に次ぐ証券2位。売買手数料に頼るフロー型から、預かり資産に応じて収益が入る「資産管理型」への転換をいち早く進めたんだ。ラップ口座(おまかせ運用)の残高は業界トップ級で、大和ネクスト銀行や不動産など収益源も多角化。「相場が悪くても稼げる証券会社」を目指しているよ。

「資産管理型証券」の型とは取引や運用のたびに、あるいは預かり残高に応じて手数料を受け取る型。取引量・残高が増えるほど積み上がります。

大和証券グループの儲け方の流れ(図解を文章で)

  1. 資産を任せる顧客におまかせ運用・助言を提供し、預かり資産・残高フィー(毎年)を受け取る
  2. 企業(発行体)に資金調達支援し、引受・助言フィーを受け取る

お金の入口資産を任せる顧客からの預かり資産、資産を任せる顧客からの残高フィー(毎年)、企業(発行体)からの引受・助言フィーお金の出口図解では省略

大和証券グループの強み — 就活生が押さえたい2つのポイント

大和証券グループの強みは、「フロー→ストックの先行者」「資産承継という主戦場」の2つです。

強み1:フロー→ストックの先行者

売買のたびの手数料より、預かり残高の継続フィー。証券業の構造転換の見本だよ。

強み2:資産承継という主戦場

高齢者の資産を次世代へつなぐ相談業務が成長領域。証券は「人生の伴走者」になりつつあるんだ。

大和証券グループの弱み・課題 — あえて語れると差がつく

収益の市況依存という証券業の宿命に加え、首位との規模差が調達・人材面で影響します。資産管理型への転換は業界全体の競争です。

弱みを「知らない」のは危険ですが、理解した上で、それでも志望する理由まで語れれば強力な志望動機になります。逆質問の材料にもどうぞ。

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大和証券グループのビジネスモデル図解 — お金とモノの流れ

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大和証券グループのビジネスモデル解説 — 誰に・何を・どう儲けるか

誰に、どう届けているか

お客さまは3層です。ウェルスマネジメント部門では、全国の店舗とオンラインで資産運用の相談をする国内の個人投資家と未上場会社のオーナーで、大和証券の預り資産は約104兆円(2026年3月末)。グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキング部門では、資金調達やM&Aを行う企業と、売買を委託する国内外の機関投資家。アセットマネジメント部門では投資信託や不動産ファンドの投資家が顧客で、運用資産は約46.1兆円(2026年3月期)です。

選ばれる理由(提供価値)

選ばれる理由は、相場の売買を勧めるより、資産全体の設計を担う「資産管理型」に早く軸足を移したことです。ラップ口座(運用をまとめて任せるサービス)や投資信託を中心に顧客ごとの最適な組み合わせを提案し、2026年3月期はラップ口座と株式投信の純増額が過去最高となり、資産導入額は約1.63兆円でした。ゆうちょ銀行など提携先経由でもファンドラップを提供し、大和ネクスト銀行の預金と組み合わせて「証券と銀行を一体で使える」利便性も提供しています。

収益源と課金の仕組み

収入は取引ごとのフロー収益と、預かり資産残高に応じたストック収益の2本です。2026年3月期の純営業収益約7,204億円のうち、ウェルスマネジメント(WM)部門が約41%、グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキング(GM&IB)部門が約36%(トレーディング中心のGMが約23%、引受・M&A助言のIBが約12%)、アセットマネジメント(AM)部門が約16%です。経常利益約2,345億円ではWMが約47%、AMが約28%、GM&IBが約25%でした。投信・ラップ関連の残高ベース収益は約1,232億円と、市況に左右されにくい土台が育っています。

コスト構造 — 何にお金がかかるか

最大の費用は人件費で、営業担当者やトレーダー、投資銀行部門の専門人材への報酬が中心です。2026年3月期の販売費・一般管理費は約5,130億円で、純営業収益約7,204億円の約7割にあたります。売買システムや情報端末などのシステム費、店舗の維持費も大きく、支払手数料を含む取引関係費は取扱高が増えると膨らみます。トレーディングでは自己資金でポジションを持つため、相場変動による損失も見えにくいコストです。

儲かり続ける理由(競争優位)

儲かり続ける理由は、預かり資産という「残高」が積み上がる構造です。ラップ口座や投資信託の残高は解約されない限り毎年フィーを生み、相場が下がっても一定の収益が残ります。全国の対面店舗と、ゆうちょ銀行・地方銀行への外部提携、グループ内の大和ネクスト銀行を組み合わせた顧客接点は、ネット証券が短期に再現しにくい資産です。中期経営計画では預り資産120兆円、ストック関連資産13.6兆円(2026年度目標)を掲げ、残高拡大そのものを経営目標にしています。

業界内での立ち位置

同じ総合証券でも、海外ホールセールの比重を高める最大手に対し、大和証券グループはウェルスマネジメント(国内の個人・法人向け資産管理)が経常利益の約47%(2026年3月期)と利益の中心で、証券・不動産のアセットマネジメントを合わせた「ベース利益」を経営指標にしています。ネット証券が手数料の安さで個人の売買を取り込む型なのに対し、対面での資産設計と残高フィーで稼ぐ型です。グループに銀行(大和ネクスト銀行)を持ち、預金の利ざや収入も得ている点も証券会社としては特徴的です。

大和証券グループの会社概要(設立・本社・従業員数・売上高)

設立1999年4月(持株会社)
本社東京都千代田区
従業員数約1.50万人(連結・2026年3月末)
売上高営業収益 約1.47兆円(2026年3月期)
利益経常利益 約2,345億円(2026年3月期)
上場東証プライム(8601)
平均年間給与約1,793万円(2026年3月期・持株会社単体494人。中核の大和証券は約1,431万円)
平均年齢41.6歳(2026年3月期・持株会社単体。大和証券は38.7歳)
平均勤続年数15.2年(2026年3月期・持株会社単体。大和証券は15.4年)

数字の基準: 2026年3月期 有価証券報告書。連結/単体・時点は各行の表記のとおり。最新値は出典でご確認ください。

大和証券グループの事業内容 — 何を誰に売っている会社か

大和証券を中核とする証券グループの持株会社で、リテール、ホールセール、アセットマネジメント、投資などの部門で構成されます。リテール部門では全国の店舗とオンラインで個人・法人に株式・投資信託・ラップ口座などを提供し、株式の売買手数料に頼るフロー型から、預かり資産の残高に応じて収益が入る「資産管理型」への転換を進めてきました。ホールセール部門は企業の資金調達やM&A助言の投資銀行業務と、機関投資家向けの売買・トレーディングを担います。アセットマネジメントでは大和アセットマネジメントが投資信託を運用し、このほか大和ネクスト銀行、不動産アセットマネジメントなど収益源を多角化しています。2026年3月期の営業収益は約1.47兆円、経常利益は約2,345億円で、連結従業員は約1.5万人です。

大和証券グループの収益構造(ざっくり構成)

大和証券グループの将来性は? — 成長ドライバーとリスク

成長ドライバーは上で見た強み(フロー→ストックの先行者、資産承継という主戦場)。リスク要因は「弱み・課題」で挙げた通りです。将来性は良い面だけで語らず、強みと弱みの両面から判断できると、面接でも一段深い企業理解として伝わります。

大和証券グループの社風・求める人物像

企業理念は「信頼の構築」「人材の重視」「社会への貢献」「健全な利益の確保」の4つです。「大和証券グループの競争力の源泉は人材である」として、社員の創造性とチャレンジ精神を育て、能力を適正に評価する方針を掲げ、法令遵守と自己規律、高い倫理観を重視しています。新卒採用では障がい者も含めて全員を正社員として採用し、ジェンダーや国籍、入社歴を問わず優秀な人材を登用するとしています。2015年からは健康経営の推進体制も強化しています。

社風は「合う・合わない」を測る材料であり、面接では自分の経験と会社の価値観の接点を1つ言えれば十分です。公式の行動指針や採用メッセージの言葉を、自分の言葉で言い換えて使ってください。

大和証券グループの面接対策 — 入社理由・志望動機の語り方

「証券会社はどこで儲けるべきか」をフロー/ストックの対比で語れると、業界の未来を語る面接になるよ。

入社理由(志望動機)は、上の強み(例:フロー→ストックの先行者)への共感を起点に組み立て、弱み・課題を理解した上で「それでも大和証券グループを選ぶ理由」まで添えると説得力が出ます。

大和証券グループの志望動機の例(型)

私が大和証券グループを志望する理由は、「フロー→ストックの先行者」という強みに惹かれたからです。特に「資産承継という主戦場」は、(自分の関心・経験)と重なると感じています。弱み・課題も理解した上で、(学生時代の経験)で培った(自分の強み)を、大和証券グループで活かしたいと考えています。空欄を自分の経験で埋めて使ってください。例文をそのまま使うより、体験を1つ具体的に添えるほうが伝わります。
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ここまで読み込んだ内容を「自分の言葉」にできるかは別の話です。無料の就活エージェントに一度話しておくと、企業研究で掴んだ理解が面接で通じるレベルまで整理できます。

大和証券グループのライバル・競合企業

SOMPOホールディングス第一生命HD日本郵政ゴールドマン・サックスバークシャー・ハサウェイ

「なぜ競合ではなく大和証券グループなのか」をビジネスモデルの違いから言語化しておくと、志望動機に説得力が出ます。

大和証券グループのよくある質問

大和証券グループの強みは?

「フロー→ストックの先行者」「資産承継という主戦場」の2つです。売買のたびの手数料より、預かり残高の継続フィー。高齢者の資産を次世代へつなぐ相談業務が成長領域。

大和証券グループの弱み・課題は?

収益の市況依存という証券業の宿命に加え、首位との規模差が調達・人材面で影響します。資産管理型への転換は業界全体の競争です。

大和証券グループの入社理由(志望動機)はどう作る?

大和証券グループならではの強み(フロー→ストックの先行者、資産承継という主戦場など)への共感を起点に、弱み・課題を理解した上で「それでも選ぶ理由」まで語ると説得力が出ます。

大和証券グループの従業員数・売上高は?

従業員数は約1.50万人(連結・2026年3月末)、売上高は営業収益 約1.47兆円(2026年3月期)です(2026年3月期 有価証券報告書ベース。詳細は本ページの会社概要と出典をご覧ください)。

大和証券グループの社風・求める人物像は?

企業理念は「信頼の構築」「人材の重視」「社会への貢献」「健全な利益の確保」の4つです。 詳しくは本ページの「社風・求める人物像」で解説しています。

出典・参考(一次情報)

会社概要の数字は上記の公式資料から転記しています(基準: 2026年3月期 有価証券報告書)。ビジネスモデル解説の数字の基準: 2026年3月期 有価証券報告書。強み・弱み・面接対策は当サイトの編集部による解説です。最終更新: 2026-09-29

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